6月27日(土)、塩尻市の東支所において、JYの選手とスタッフを対象とした「AED講習会」を開催しました。
当日は、AED販売元である「フクダ電子長野販売株式会社」より講師をお招きし、アルコール消毒・マスク着用・ソーシャルディスタンス、そして換気など新型コロナウィルスへの感染対策を施し、20人ずつを3回に分けて実施しました。
クラブとしてAEDを購入し、チーム活動において携行をしていますが、いざというとき、選手・スタッフ全員が使えるわけではありません。
この講習会の目的は、AEDが使用できるようになることです。
ただ、それ以上に、一次救命における生命兆候の確認・人を呼ぶこと・119へ通報すること、そして心臓圧迫の手順を理解しておくことが重要です。
AEDの普及により、人の命を救える可能性は高まりました。
それでも、それを使う機会に遭遇することはほとんどありません。
しかし、AEDを使える準備をしておくことは、人の命を救う準備になり、結果として人の命を守る態勢を整えることになります。
AED講習会は、半年ごとの定期開催を決定していますが、他にも気付きの機会を増やしていきながら、サッカー選手としてだけでなく、人を思いやる、人としての育成にも取り組んでいきたいと思います。