11月10日、信州大学に於いて第2回「Jクラブを信州に!」フォーラム」が開催されました。
当日は冷雨にも関わらず会場には150名もの来場となりました。
松本市からは松本市副市長の坪田明男様のご臨席を賜り、自治体としての決意を新たにされておりました。
第一部では河津とおる様および友近聡朗より「地域密着型サッカークラブを探る」というご講演を頂戴しました。
前鹿島アントラーズ私設応援団「インファイト」リーダーであり、現鹿島市議会議員の河津様からは熱狂的な鹿島アントラーズサポーターのDVD上映後に、サポーター代表として長年に渡りクラブと共に歩んできた経験と、市町村行政に携わられるお立場からの貴重な経験談をユーモアを交えつつお話を頂戴しました。
前愛媛FC選手であり、初の元Jリーガー議員として現参議院議員であられる友近様からはドイツ等での経験を元に地域との関わりを選手のお立場から、そして国政に携わられる議員のお立場からお話を頂戴しました。
1部終了後の休憩時間では信州大学フラメンコクラブの皆様によるショーが披露され、ホスピタリティ溢れるおもてなしの心に、講演の先生方が感銘を受けておられました。
第二部はキーノートレクチャー(基調講演)とシンポジウムの2構成。
キーノートレクチャーでは信州大学全学教育機構准教授の橋本純一様より「地域密着プロスポーツクラブ:その諸相」として、スポーツ先進国であるアメリカのMLBおよびNFLやドイツのクラブ情報、さらには自治体のJクラブ支援の正当性についてのお話を頂戴しました。
シンポジウムでは河津様,友近様,橋本様の3名様に、フリーライターの木次成夫様,松本山雅FCのスーパーバイザー八木誠様,アスレ長野の事務局次長朝場祐一郎様が加わりました。
木次様からはサッカー記者として数多くのサッカーを見てきた経験と北信越リーグに対する熱い思いについてのお話を頂戴しました。
また、八木様,朝場様からはご講演の先生に質問がされ、貴重なご意見を頂戴しました。
以上のように、今回のフォーラムでは、サポーターから行政へ、選手から行政へと、両氏ともサッカーととても関わりが深い方からの貴重な体験談とお考えを拝聴でき、今後の長野県サッカーの発展に大いに役立つものとなりました。
また、河津様,友近様,木次様,橋本様は大変ご多忙であるにも関わらず懇親会にもご参加頂き、長野県サッカーの為に数々の助言を下さったとのことです。
河津様,友近様,木次様,橋本様、有難う御座いました。
先生方の益々のご発展を祈念申し上げます。
フォーラムのプログラム(PDF)