ジュニアユース開設のお知らせ

投稿日時 2011-11-25 | カテゴリ: ANTELOPE NEWS

 この度、アンテロープ塩尻育成部門の積年の懸案事項であった『ジュニアユースチーム』が、来季(2012年)、ついに設立されることになりました。

 1955年、長野県教員クラブとして誕生したアンテロープ塩尻トップチームが、2004年、北信越フットボールリーグに昇格したことをきっかけに、育成部門を有するクラブとして運営を開始しました。その7年間で、強化部門のトップチームは北信越フットボールリーグで経験を積み、来季は再び1部リーグに参戦します。また、育成部門のジュニアチームは徐々に力をつけ、今季は全日本少年サッカー大会長野県予選でベスト4に進出、女子チームも各種大会で好成績を収めています。さらに、ジュニアチームを巣立った選手が、その上のカテゴリーで優秀な選手に成長し、各チームで活躍する姿を誇りに感じています。いずれトップチームに戻ってくる選手も増えてくるでしょう。

 しかし、せっかく一貫指導を行いやすい体勢でありながら、現在までジュニアユースチームが存在しませんでした。トップチームがレベルの高い北信越フットボールリーグに所属し、さらに、アマチュア最高峰リーグであるJFLを目標として戦っている以上、クラブとしてのサッカー哲学がトップからジュニアまで、環境が許す限り一貫していた方がいいのは、日本サッカー協会の選手育成コンセプトであり、世界No.1クラブであるFCバルセロナを見ても証明されています。

 もちろん、FCバルセロナを目指すわけではありません。現時点でJリーグ参入を表明できる環境ではありません。それでも、育成に全力を注げる環境は整っています。トップチームとジュニアチームの充実が、ジュニアユースチームの設立に大きく影響しました。トップチームが指向するサッカーは独特で習得するのに時間を必要とします。ジュニアチームの成長ぶりを見ても、今、ここでジュニアユースを設立することが、将来的なトップチームの強化に繋がり、優秀な選手の育成、日本代表選手やJリーガーの排出に繋がると考えています。指導には、トップチームの選手・スタッフがあたることも、大きな特徴になります。

 最後になりますが、多くの関係者のご理解とご協力の上で、アンテロープ塩尻は大きな一歩を踏み出すことになります。どうぞ、これからもご指導、ご声援よろしくお願いします。

                                  アンテロープACゼネラルマネージャー 加藤博巳
                                  アンテロープ塩尻トップチーム監督 奥田真央
                                  アンテロープ塩尻育成部門 指導者一同




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